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水口電装株式会社は創業50周年を迎えました

ご挨拶

時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。平素は格好のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
弊社は、2024年5月1日に下関市椋野町の小さな工場から事業をスタートし、50周年を迎えることができました。このことに対して心から皆様に感謝の意を表したいと思います。
私たちは1974年創業以来、技術の力と創造性を結集し、革新的なソリューションを提供することに尽力して参りました。この半世紀にわたる旅は、数々の挑戦や成功、そして成長と学びの連続でした。技術の進化や市場の変化に対応しながら、私たちは常に前進し、より良いサービスと製品を提供し、新しい価値の創造に尽力して参りました。
しかしながら、その背後には皆様の信頼と支援があり、私たちはこうして50周年の節目を迎えることができました。これからも、私たちは次の50年に向け、これまでの経験を基盤に、革新と卓越性を追求し続けます。お客様とのパートナーシップを大切にし、社会への貢献を通じて、更なる成長を目指してまいります。
最後になりますが、心からの感謝を申し上げます。これからも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

50年の歩み
1974
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創業当初の代表取締役と社員

1975
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武久町移転作業風景

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創業当初のメンバー

当社は1974年5月に、現社長の水口千津雄が脱サラし、下関市椋野町の5坪足らずの小さなプレハブ倉庫で、配電盤の製作を事業とする有限会社(資本金100万円)を立ち上げました。
初年度から順調な業績を上げ、翌年には下関市武久町に移転し、この時期から従業員が入社し、水産業や重工業向けの配電盤の製作を開始しました。

1990
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新工場建設中

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新工場落成テレフォンカード

その後も着実に業績を伸ばし、1983年には現在の地、下関市彦島本村町の土地建物を取得し移転しました。1989年に資本金を400万円に増資し、株式会社へ組織変更し、翌年には新工場を建設し、1992年に資本金を1000万円に増資しました。
以降、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)を積極的に活用したFA(ファクトリーオートメーション)に取り組み、プラント設備、半導体関連装置、自動車関連設備、化学・医療関連、水産関連、電力・原子力関連設備など幅広い分野へワンストップでシステム導入を行い、事業を拡大して参りました。
1999年には建設業許可(電気工事・電気通信工事)を取得し、2003年には事務所棟を増築し、2004年にはISO9001を取得し、2005年にはISO14001を取得し、同年にはR&Dセンターを開設しました。

2006
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社員写真

2009
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社員海響マラソン完走

2009
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やまぐち銀行地域助成金

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会社外壁塗り替え

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マシナリー事業部懇親会

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韓国社員旅行

2006年より(株)ヤマイチ大和町事業所を吸収合併し、マシナリー事業部と変更し、2008年には大阪投資育成会社様より出資を受け、株主となりました。この頃より新たな事業として産学公連携事業に着手し、環境に関する研究開発を行い、新聞や受賞を通じて広く知られるようになりました。

2010
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AED研修

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忘年会

2011
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年経営トップOJT

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朝日新聞

2012
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台湾貿易企業商談

2013
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台湾技術移転クロージング

2014
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産学公植物工場共同研究

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オムロン殿草津工場見学

2010年頃より、主要の取引先の廃業により大変厳しい10年余りを経験しましたが、2007年頃より始めた、産学連携事業による製品開発より、上市した製品やサービスの拡大で危機を乗り越え、新しい事業分野に挑戦しております。

2018
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LED選択漁業みなと新聞記事

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中国地区発明表彰

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山口県産業技術奨励賞受賞

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山口銀行地域助成基金受賞

2019
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山口新聞2019年下関海響マラソン参加

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防長経済にて自動給餌機特集

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みなと新聞に次世代養殖システム掲載

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小倉工業高校120周年事業感謝状をいただく

2020
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下関工科高校からインターンシップ

2015年には、10年以上継続してきたISO9001、ISO14001を停止し、自社に適した品質・環境マネジメントシステムへの取り組みや、SDGsへの取り組み、地域自転車実業団チームへの協賛、工業高校へのPLC体験キットの提供、フルタイムで働くことが難しい方への高専教授によるプログラム開発講座の開催など、地域社会への貢献活動を行っております。

2021
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部門間OJT研修

2023
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みなと新聞に自動給餌システム掲載

さらに、2021年にはSDGsを宣言し、北九州市と宇部市に登録しており、2023年には健康経営宣言を行い、取り組んでいます。

製品サービス遷移
1974年〜1985年

小さな単価の制御盤BOXなどの部品から商品としてスタートし、早い段階で装置付帯設備の制御盤の製作に取り組みました。
水産、食品、土木業界向けの装置開発に積極的に取り組み、全自動乾海苔製造装置を開発しました。
水産業界向けの装置では売り上げが飛躍的に伸びましたが、一方で食品業界の顧客が倒産したことで打撃を受けました。

油圧スラスター基板

油圧スラスター基板

トロールウインチ用制御盤

トロールウインチ用制御盤

全自動乾海苔装置開発

全自動乾海苔装置開発

1986年~1995年

水産業界と土木業界向けの開発が落ち着き、両業界への製品が継続的な売上の基盤となりました。後半には、水産業界の一部企業の倒産がありましたが、負債は免れました。
その後、原子力、製錬、化学のプラント設備向けに、制御盤の納入や現場調整の業務が増えました。同時に、半導体製造工場の立ち上げに集中的に協力し、化学プラントや半導体工場向けの制御盤にプログラマブルロジックコントローラー(PLC)を組み込んだ制御ソフトの開発が主流になり、生産設備の中枢を担うようになりました。
水産業界は衰退し、規模が縮小しましたが、土木業界は製品の衰退を経験しました。また、新たに原子力発電所向けのメンテナンスや機械の開発受注も開始しました。

全自動乾海苔装置出荷

全自動乾海苔装置出荷

阪神淡路大震災復旧工事

阪神淡路大震災復旧工事

原子力向け電磁弁試験装置

原子力向け電磁弁試験装置

1996年~2005年

半導体工場の急速な成長に伴い、半導体工場向けの製品開発が増加し、メカトロ装置としての製品も増えました。
ITシステムへの開発も行い、システム全体のエンジニアリング的な受注が増え、ソリューション提供のサービスも拡大しました。同時に、各担当者が提案営業や開発活動を始め、組織経営にも意識が向けられるようになりました。
水産業界向けの製品は減少しましたが、小規模ながら継続しました。半導体工場のさらなる成長により、半導体工場向けのメカトロ製品が売上全体の7割以上を占め、システム開発部門の売り上げも大幅に増加しました。
組織経営や技術継承のためにISOの取得を行い、会社全体としての成長を遂げました。水産業界向けの製品は安定した台数で継続しています。

トロール制御盤

トロール制御盤

TABテープ生産装置

TABテープ生産装置

現像装置制御盤

現像装置制御盤

2006年~2015年

事業拡大と後継の準備期間に入る中、市場の拡大と新分野への参入調査を行いました。
半導体製品の価格競争時代に突入し、生き残りをかけた装置開発に注力しました。その結果、開発内容が高度化し、短納期と低価格という厳しい状況に直面しました。
今後の発展のために、機械事業部との連携を強化し、総合的な装置メーカーとしての地位を築けるか、市場の拡大を果たせるかという大きな岐路に立ちました。そのため、産学連携事業として製品開発と機械事業部を統合し、一貫した製品づくりを可能とする体制を整えました。しかし、円安やグローバル化の影響により、半導体関連の事業が急速に悪化し、事業移転や工場閉鎖が行われました。弊社も受注が半減し、厳しい時期を迎えました。そのため、産学公連携で培った環境事業を拡大し、植物工場や次世代養殖事業、LED事業などへと事業をシフトしていきました。

半導体検査システム

半導体検査システム

環境制御植物工場システム

環境制御植物工場システム

誘魚灯開発

誘魚灯開発

2016年~現在

新規顧客の獲得により、自動装置開発や制御システムの導入展開を行うと同時に、次世代養殖事業の上場とLEDの普及活動も進めました。この時期、マスコミや行政からの高い評価を受け、多くの賞を受賞しました。以降、電気制御事業、マシナリ事業、環境事業という3つの柱で事業を展開しています。
コロナの影響や様々な社会問題があり、厳しい事業環境ではありますが、次世代養殖事業は勢いを増しており、今後の社会課題の解決に向けて新たな価値を創出できるよう努めています。

生産工場向け製造システム

生産工場向け製造システム

全自動乾海苔製造装置

全自動乾海苔製造装置

自動給餌装置

自動給餌装置

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